はなれを建てるときの流れ
1.母屋を繋げますか?離しますか?
2.敷地調査で母屋との関係性をチェック
3.土地を分筆しましょう
4.あなたの夢は何ですか?
5.大切な夢を受け止めて…(プランニング&お見積り)
6.二人三脚の住まいづくりの始まり(設計申し込みと契約)
7.地盤調査をしましょう
8.工事の安全を祈願しましょう(地鎮祭)
9.はなれの位置を最終確認します(配置検査)
10.だんだんと想いがカタチに…(上棟式)
11.日当たりや窓の位置を確認します(上棟検査)
12.配線の位置はここでOK?(配線検査)
13.仕上げの前に最終確認(下地検査)
14.いよいよ完成!(竣工検査)
15.これからも末永いお付き合いを…(お引渡式)
1◆母屋と繋げますか?離しますか?
敷地内同居にはいくつかパターンがあります。
ある程度母屋との行き来がスムーズにできるほうが良いというかたは、母屋と繋げて増築のような形で二世帯住宅を建てることができます。
2◆敷地調査で母屋との関係性をチェック
はなれを建てる位置と母屋との位置関係は重要になってきます。
限られた敷地内に建てる場合が多いので、特に気をつけましょう。
母屋との関係性でチェックしたい項目
①日当たり ②通風 ③窓の位置関係
①日当たりについて…
隣に建物が建つので当然、日陰ができます。母屋でもこれまでは陽がサンサンと当たっていた部屋が、場合によっては陽があたらなくなった場合もあります。
②通風について…
これも日当たりと同様に母屋の風の通り道にはなれを作ってしまえば、風は通り難くなります。
南北、南西軸に風の通り道ができることが理想なので、母屋の位置も踏まえ風の通り道を考えてみましょう。
窓の高さによっても、風の通りを良くさせますので、風を取り入れる窓は下側、掃出す窓は上側と考えてみてはどうですか。
③窓の位置関係
はなれとなると建物同士の距離が近いので、窓位置が重なるとお互いの行動が丸見えになります。
水廻り(便所、浴室、脱衣/洗面)、居室の窓位置には十分な配慮が必要になります。
逆に共用空間である居間、廊下、階段などはある程度見えたほうが、お互いの安否を確認できます。
お互いがいつまでも快適な生活ができるよう、このことに気をつけてプランニングするようにしましょう。
3◆土地を分筆しましょう
家を建てる際に、建築基準法では、一つの敷地内に同じ用途の建物は1つしか建られないという規則があります。
母屋に全く影響なくはなれを建てるには、敷地を分筆する方法がいいでしょう。
分筆する場合
同一敷地内に同じ用途の建物が建られない規制がありますが、その基準となるのは「水廻り3点セット(キッチン・トイレ・お風呂)」を設置するかしないかです。
この3点セットが付いていると住宅の機能を満たしていると判断されます。全く別の生活を望む場合は、分筆する必要があります。分筆には設定登記費用がかかります。
分筆する際の注意点
・家を建てるにあたり「建ぺい率」と「容積率」という規定がありますので、新しく建てるはなれの面積を考慮して、分筆する大きさを決めましょう。
・はなれも母屋も道路に2m以上接するようにしましょう。
・敷地の区切り方によっては母屋にも手を加える場合もあります。
分筆しない場合
分筆しない場合、水廻り3点セットのうち2点までの設置しかできません。またローンなど組む場合、土地と建物に抵当権を設定するので、母屋も含まれてしまう場合がありますのでご注意ください。母屋と廊下でつなげる場合は3点セットの設置は可能です。
〈図表をクリックして拡大〉
分筆するにあたって登記の費用がかかってきます。
母屋に手を入れてみては?
場合により母屋の一部を解体することも考えてみては?
はなれを建てるときに、母屋の使用していない部屋を解体してみてはどうですか?
一部を解体することで無理と考えていた分筆が可能になるケースもあります。
またはなれを建てることで起こり得る問題も、母屋の一部解体、リフォームによって取り除くことも考えられます。
4◆あなたの夢はなんですか?
家を建てたらこんなことしたいなあとか、あれにも挑戦してみようかなあなど…夢のマイホームを建てるにあたって、想い描いているものがみなさんあると思います。
そんなあなたの夢をお聞かせください。
持ち込み家具やライフスタイルまで詳しく聞き取りいたします。
同時に資金計画についてもお手伝いさせていただきます。
5◆大切な夢を受け止めて…プランニング&お見積り
お客様の夢や希望をヒアリングさせていただいたら、それを大切に受け止め、プランニングをしていきます。
はなれハウス事業部では、お客様に安心して住まい造りの計画ができるように「安心の価格明示システム」を採用しています。このシステムは2プランまで無料でお手伝いさせていただくシステムです。お客様が安心して住まいづくりができるように…。
2プラン無料システムの流れ
あなただけの夢がつまった住まいをご提案し夢をカタチにします。
ご提案したプランの修正を打ち合わせ。後から気づいたことや自分のイメージと違った場所がありましたらお聞かせください。
修正ヒアリングでお聞きした内容を加えてもう一度プランをします。
ご提案内容に基づいて概算見積りを提出。詳細な建物価格と引越しまでにかかる諸費用を全て明示。
6◆二人三脚の住まい造りの始まり…設計申し込みと契約
ご提案内容と概算見積りにご納得いただいた場合には、まずは設計申し込み(申込金20万円)をいただきます。その後、打ち合わせを繰り返し詳細設計図と詳細見積書にお客様が充分ご納得いただいた時、初めて契約とさせていただきます。
ここから本当の二人三脚での住まい造りが始まります。
7◆地盤調査をしましょう
例えば、もともと田んぼがあったところで、時間がたっているから地盤は問題ないと思っていたら、軟弱地盤だったということがあります。そんな土地とも知らず地盤改良もせずに家を建ててしまったら、地盤沈下を起こしてしまいますね。たいていはまっすぐ沈下することはなく、傾いて沈下します。(不同沈下)建物が傾けば耐久性も落ちますし、配管設備などの見えない部分でも問題が生じます。こうなってしまったらせっかく建てたマイホームが台なしになってしまいますね。家を建てる前には必ず地盤調査をしましょうね。
8◆工事の安全を祈願しよう(地鎮祭)
地鎮祭とは地鎮祭(じちんさい・とこしずめのまつり)は、「土地を鎮めるお祭り」です。ど木工事や建築などで工事を始めるまえに行い、その土地の産土神や建築を司る神様、地面を司る神様を祭るもので、工事が順調かつ安全であること、また完成後の安泰を祈願します。
地鎮祭は一生に一度、あるかないかの大きな行事です。また古くから受け継がれてきた日本人の心を子どもたちに伝える大切な機会でもあります。真心を込めてお祭りを行い、神様の御加護を頂きましょう。
9◆はなれの位置を最終確認(配置検査)
敷地に縄を張ってはなれが建つ位置がわかるようにしてあります。隣地との境界や道路との協会からの距離を確認したり、屋根の軒先やケラバが母屋にあたらないか、隣地との距離はどうか、最終的な地盤の高さはどのくらいになるかなど…お施主様と一緒にチェックをしていきます。建築位置が決まれば、工事に入っていきます。工事をしていく中で、これからいろんな検査をしていきます。
工事中に行う検査の種類は?
配置検査…(着工前) 建物の配置を確認します
上棟検査…(上棟後) 採光の確認や構造の説明をします
配線検査…(着工中) 証明やスイッチの位置などを確認します
下地検査…(仕上げ前)下地の状態を最終確認します
竣工検査…(完成時) 設備の動作確認や、傷や汚れのチェックをします
配置検査…(基礎工事時)
建物をしっかり支えるために必要な足元の基礎コンクリート部分です。
コンクリートで固めてしまうと、見えなくなってしまうので、その前に鉄筋の太さや配置が図面どおりに組まれているかをチェックします。
躯体検査…(着工中)
主要な構造部を専属の一級建築士が細かくチェックします。
家を支える柱や耐力壁の位置は図面通りか、横揺れを防ぐ「筋交い」は図面通り配置され適性に取り付けられているか、木材の水分は25%以下になっているか(木造在来工法の場合)、など通常一般のひとでは分からないチェックポイントをしっかり調査します。
中間検査…(基礎工事時)
上棟後、耐震上重要な構造体(土台・柱・梁)や耐力壁・耐震金物などがしっかりと施工されているかどうかを厳しくチェックします。設計書に相違ない建物を建設するために行います。壁を張ってしまって確認が出来なくなってしまう前に行います。
完了検査…(完了時)
完成した建築物が建築基準法、消防法、など諸法令上の基準に合致していることを確認するための検査を行います。検査が終わり検査に合格すると検査済証が発行されます。確認通知書と一緒に大切に保管して下さい。
10◆だんだんと想いがカタチに…(上棟式)
いよいよ建物の大きさを始めて目の当たりにします。棟梁を中心に大工さんが集まり、家の骨を組んで行きます。今までは図面上で見ていた住まいが、どんどんカタチになって、実際の建物が目の前に姿を現していく様子は感動的です。骨組みが建ち終わったら、上棟式を行います。新築の家に災難がないように願って…
11◆日当たりや窓の位置の確認(上棟検査)
上棟後に、お施主様と一緒に確認をしていきます。
各部屋の採光やサッシの取り付け位置を確認し、床の高さや基礎換気、構造材、金物の説明をします。この検査は、お施主様と一緒にチェックをする検査になります。
12◆配線の位置はここでOK?(配線検査)
電気屋さんの配線がある程度されたところで、コンセントや、スイッチ、照明の位置などを最終確認していきます。実際の現場で生活の流れをイメージしながら位置を確認していきます。生活してから『何でこの位置に配置したんだろう?』ということがないように、ひとつひとつ…
13◆仕上げの前に最終確認(下地検査)
仕上げの工事に入る前に、建物の防水工事がしっかりと施工されているかを最終確認していきます。
外壁の仕上げ工事をしてしまうと見えなくなってしまう外壁下地の防水シートの重ね代が規定以上設けられているか、防水テープやコーキングが適切に処理されているかなど、雨水の浸入を防ぐ部分を主に検査していきます。
14◆いよいよ完成!(竣工検査)
建築工事が終わり、いよいよ完成です。引渡しをする前に、最終検査を行います。
鋼製建具や木製建具、外装、内装などのキズや汚れのチェックや、照明、スイッチ、コンセント、換気扇などの動作確認や、給湯器、エアコンなどの設備の動作確認や、給水、給油、排水の確認をします。気持ちよく生活していただけるように…
15◆これからも末永いお付き合いを…(お引渡し式)
夢のマイホームが完成していよいよ引渡しとなります。引渡式の際には、テープカットと本鍵での開錠(本鍵での開錠と同時に工事用の鍵は使用できなくなります)をしていただきます。工事完了確認受領書にサインしていただきますと、これで正式に引渡が完了します。
これからも末永いお付き合いを…
継続的に住宅点検を行います。
お引渡しから、1ヶ月・6ヶ月・1年・2年・・・9年・10年・15年・20年毎点検を行います。
2.敷地調査で母屋との関係性をチェック
3.土地を分筆しましょう
4.あなたの夢は何ですか?
5.大切な夢を受け止めて…(プランニング&お見積り)
6.二人三脚の住まいづくりの始まり(設計申し込みと契約)
7.地盤調査をしましょう
8.工事の安全を祈願しましょう(地鎮祭)
9.はなれの位置を最終確認します(配置検査)
10.だんだんと想いがカタチに…(上棟式)
11.日当たりや窓の位置を確認します(上棟検査)
12.配線の位置はここでOK?(配線検査)
13.仕上げの前に最終確認(下地検査)
14.いよいよ完成!(竣工検査)
15.これからも末永いお付き合いを…(お引渡式)
1◆母屋と繋げますか?離しますか?
敷地内同居にはいくつかパターンがあります。
ある程度母屋との行き来がスムーズにできるほうが良いというかたは、母屋と繋げて増築のような形で二世帯住宅を建てることができます。
2◆敷地調査で母屋との関係性をチェック
はなれを建てる位置と母屋との位置関係は重要になってきます。
限られた敷地内に建てる場合が多いので、特に気をつけましょう。
母屋との関係性でチェックしたい項目
①日当たり ②通風 ③窓の位置関係
①日当たりについて…
隣に建物が建つので当然、日陰ができます。母屋でもこれまでは陽がサンサンと当たっていた部屋が、場合によっては陽があたらなくなった場合もあります。
②通風について…
これも日当たりと同様に母屋の風の通り道にはなれを作ってしまえば、風は通り難くなります。
南北、南西軸に風の通り道ができることが理想なので、母屋の位置も踏まえ風の通り道を考えてみましょう。
窓の高さによっても、風の通りを良くさせますので、風を取り入れる窓は下側、掃出す窓は上側と考えてみてはどうですか。
③窓の位置関係
はなれとなると建物同士の距離が近いので、窓位置が重なるとお互いの行動が丸見えになります。
水廻り(便所、浴室、脱衣/洗面)、居室の窓位置には十分な配慮が必要になります。
逆に共用空間である居間、廊下、階段などはある程度見えたほうが、お互いの安否を確認できます。
お互いがいつまでも快適な生活ができるよう、このことに気をつけてプランニングするようにしましょう。
3◆土地を分筆しましょう
家を建てる際に、建築基準法では、一つの敷地内に同じ用途の建物は1つしか建られないという規則があります。
母屋に全く影響なくはなれを建てるには、敷地を分筆する方法がいいでしょう。
分筆する場合
同一敷地内に同じ用途の建物が建られない規制がありますが、その基準となるのは「水廻り3点セット(キッチン・トイレ・お風呂)」を設置するかしないかです。
この3点セットが付いていると住宅の機能を満たしていると判断されます。全く別の生活を望む場合は、分筆する必要があります。分筆には設定登記費用がかかります。
分筆する際の注意点
・家を建てるにあたり「建ぺい率」と「容積率」という規定がありますので、新しく建てるはなれの面積を考慮して、分筆する大きさを決めましょう。
・はなれも母屋も道路に2m以上接するようにしましょう。
・敷地の区切り方によっては母屋にも手を加える場合もあります。
分筆しない場合
分筆しない場合、水廻り3点セットのうち2点までの設置しかできません。またローンなど組む場合、土地と建物に抵当権を設定するので、母屋も含まれてしまう場合がありますのでご注意ください。母屋と廊下でつなげる場合は3点セットの設置は可能です。
〈図表をクリックして拡大〉
分筆するにあたって登記の費用がかかってきます。
母屋に手を入れてみては?
場合により母屋の一部を解体することも考えてみては?
はなれを建てるときに、母屋の使用していない部屋を解体してみてはどうですか?
一部を解体することで無理と考えていた分筆が可能になるケースもあります。
またはなれを建てることで起こり得る問題も、母屋の一部解体、リフォームによって取り除くことも考えられます。
4◆あなたの夢はなんですか?
家を建てたらこんなことしたいなあとか、あれにも挑戦してみようかなあなど…夢のマイホームを建てるにあたって、想い描いているものがみなさんあると思います。
そんなあなたの夢をお聞かせください。
持ち込み家具やライフスタイルまで詳しく聞き取りいたします。
同時に資金計画についてもお手伝いさせていただきます。
5◆大切な夢を受け止めて…プランニング&お見積り
お客様の夢や希望をヒアリングさせていただいたら、それを大切に受け止め、プランニングをしていきます。
はなれハウス事業部では、お客様に安心して住まい造りの計画ができるように「安心の価格明示システム」を採用しています。このシステムは2プランまで無料でお手伝いさせていただくシステムです。お客様が安心して住まいづくりができるように…。
2プラン無料システムの流れ
あなただけの夢がつまった住まいをご提案し夢をカタチにします。
ご提案したプランの修正を打ち合わせ。後から気づいたことや自分のイメージと違った場所がありましたらお聞かせください。
修正ヒアリングでお聞きした内容を加えてもう一度プランをします。
ご提案内容に基づいて概算見積りを提出。詳細な建物価格と引越しまでにかかる諸費用を全て明示。
6◆二人三脚の住まい造りの始まり…設計申し込みと契約
ご提案内容と概算見積りにご納得いただいた場合には、まずは設計申し込み(申込金20万円)をいただきます。その後、打ち合わせを繰り返し詳細設計図と詳細見積書にお客様が充分ご納得いただいた時、初めて契約とさせていただきます。
ここから本当の二人三脚での住まい造りが始まります。
7◆地盤調査をしましょう
例えば、もともと田んぼがあったところで、時間がたっているから地盤は問題ないと思っていたら、軟弱地盤だったということがあります。そんな土地とも知らず地盤改良もせずに家を建ててしまったら、地盤沈下を起こしてしまいますね。たいていはまっすぐ沈下することはなく、傾いて沈下します。(不同沈下)建物が傾けば耐久性も落ちますし、配管設備などの見えない部分でも問題が生じます。こうなってしまったらせっかく建てたマイホームが台なしになってしまいますね。家を建てる前には必ず地盤調査をしましょうね。
8◆工事の安全を祈願しよう(地鎮祭)
地鎮祭とは地鎮祭(じちんさい・とこしずめのまつり)は、「土地を鎮めるお祭り」です。ど木工事や建築などで工事を始めるまえに行い、その土地の産土神や建築を司る神様、地面を司る神様を祭るもので、工事が順調かつ安全であること、また完成後の安泰を祈願します。
地鎮祭は一生に一度、あるかないかの大きな行事です。また古くから受け継がれてきた日本人の心を子どもたちに伝える大切な機会でもあります。真心を込めてお祭りを行い、神様の御加護を頂きましょう。
9◆はなれの位置を最終確認(配置検査)
敷地に縄を張ってはなれが建つ位置がわかるようにしてあります。隣地との境界や道路との協会からの距離を確認したり、屋根の軒先やケラバが母屋にあたらないか、隣地との距離はどうか、最終的な地盤の高さはどのくらいになるかなど…お施主様と一緒にチェックをしていきます。建築位置が決まれば、工事に入っていきます。工事をしていく中で、これからいろんな検査をしていきます。
工事中に行う検査の種類は?
配置検査…(着工前) 建物の配置を確認します
上棟検査…(上棟後) 採光の確認や構造の説明をします
配線検査…(着工中) 証明やスイッチの位置などを確認します
下地検査…(仕上げ前)下地の状態を最終確認します
竣工検査…(完成時) 設備の動作確認や、傷や汚れのチェックをします
配置検査…(基礎工事時)
建物をしっかり支えるために必要な足元の基礎コンクリート部分です。
コンクリートで固めてしまうと、見えなくなってしまうので、その前に鉄筋の太さや配置が図面どおりに組まれているかをチェックします。
躯体検査…(着工中)
主要な構造部を専属の一級建築士が細かくチェックします。
家を支える柱や耐力壁の位置は図面通りか、横揺れを防ぐ「筋交い」は図面通り配置され適性に取り付けられているか、木材の水分は25%以下になっているか(木造在来工法の場合)、など通常一般のひとでは分からないチェックポイントをしっかり調査します。
中間検査…(基礎工事時)
上棟後、耐震上重要な構造体(土台・柱・梁)や耐力壁・耐震金物などがしっかりと施工されているかどうかを厳しくチェックします。設計書に相違ない建物を建設するために行います。壁を張ってしまって確認が出来なくなってしまう前に行います。
完了検査…(完了時)
完成した建築物が建築基準法、消防法、など諸法令上の基準に合致していることを確認するための検査を行います。検査が終わり検査に合格すると検査済証が発行されます。確認通知書と一緒に大切に保管して下さい。
10◆だんだんと想いがカタチに…(上棟式)
いよいよ建物の大きさを始めて目の当たりにします。棟梁を中心に大工さんが集まり、家の骨を組んで行きます。今までは図面上で見ていた住まいが、どんどんカタチになって、実際の建物が目の前に姿を現していく様子は感動的です。骨組みが建ち終わったら、上棟式を行います。新築の家に災難がないように願って…
11◆日当たりや窓の位置の確認(上棟検査)
上棟後に、お施主様と一緒に確認をしていきます。
各部屋の採光やサッシの取り付け位置を確認し、床の高さや基礎換気、構造材、金物の説明をします。この検査は、お施主様と一緒にチェックをする検査になります。
12◆配線の位置はここでOK?(配線検査)
電気屋さんの配線がある程度されたところで、コンセントや、スイッチ、照明の位置などを最終確認していきます。実際の現場で生活の流れをイメージしながら位置を確認していきます。生活してから『何でこの位置に配置したんだろう?』ということがないように、ひとつひとつ…
13◆仕上げの前に最終確認(下地検査)
仕上げの工事に入る前に、建物の防水工事がしっかりと施工されているかを最終確認していきます。
外壁の仕上げ工事をしてしまうと見えなくなってしまう外壁下地の防水シートの重ね代が規定以上設けられているか、防水テープやコーキングが適切に処理されているかなど、雨水の浸入を防ぐ部分を主に検査していきます。
14◆いよいよ完成!(竣工検査)
建築工事が終わり、いよいよ完成です。引渡しをする前に、最終検査を行います。
鋼製建具や木製建具、外装、内装などのキズや汚れのチェックや、照明、スイッチ、コンセント、換気扇などの動作確認や、給湯器、エアコンなどの設備の動作確認や、給水、給油、排水の確認をします。気持ちよく生活していただけるように…
15◆これからも末永いお付き合いを…(お引渡し式)
夢のマイホームが完成していよいよ引渡しとなります。引渡式の際には、テープカットと本鍵での開錠(本鍵での開錠と同時に工事用の鍵は使用できなくなります)をしていただきます。工事完了確認受領書にサインしていただきますと、これで正式に引渡が完了します。
これからも末永いお付き合いを…
継続的に住宅点検を行います。
お引渡しから、1ヶ月・6ヶ月・1年・2年・・・9年・10年・15年・20年毎点検を行います。